選び方
2021.5.23
振袖選び方ガイド
ドリームエンジェルがリアルにレポ☆
着物屋でたくさんの振袖を目にすると、「どれも素敵! あっちも、こっちも…」と迷ってしまうことがよくあります。そう、あなたを輝かせるための振袖は、たくさんあるのです。そんな中から最高の1枚、お気に入りの1枚に出会うための、振袖選びのポイントをご紹介します。
#01 色はどうやって決める?
まず悩むのは「色」。数ある中から3つのポイントで候補を選んで、絞り込むのがおすすめです。
① my select 自分の一番好きな色をピックアップ
一生の思い出だから、自分がピンとくる色、着たい色は絶対に試すべき。後悔しないように!
「定番だけど赤が好き! 可愛いし、伝統的な雰囲気もいい感じ♪」
② friend’s select 親しい人に似合う色を選んでもらう
家族や友だちなど、自分のことをよく知る人が「似合う」という色は、ぜひ聞いておきましょう。
「大人っぽい紺も似合いそう」 「黄緑のイメージもぴったり!」
③ pro’s select 振袖のプロに聞いてみよう
店のスタッフに、トレンド、肌色、体格などから見た専門的なアドバイスをもらいましょう。
「色白なので、トレンドカラーの緑なら、深くて濃い色が華やかに映えます」
独特の絹の風合いで、洋服より鮮やかに発色します。手に取って見ているのと、実際に着て全身を覆うのでは、イメージも変わります。気になる色は、羽織らせてもらいましょう。
「うん、おすすめしてもらった色もいいかも!」
- Check!
- □ 暖色と寒色、どっちがよかった?
- □ 顔映り、肌がきれいに見えた色は?
- □ 一番自分らしかった色は?
#02 どんな柄にしよう?
伝統的な振袖の柄にはそれぞれ意味があり、鞠は「飛躍」、菊は「邪気をはらう」などの願いが込められています。デザインは繊細で豪華絢爛なものをはじめ、デフォルメがきいたレトロ調も人気。優雅なバラや蝶などの洋柄も今や定番です。金・銀彩や刺繍などの細かな工夫や、全体のバランスをじっくり見て選びましょう。
雅なお嬢様風、品格あふれる
古典柄
桜、梅、菊、牡丹、藤…日本の美しい花を描いた意匠の数々。一斉に咲く桜は豊かさ、牡丹は美、と女性の幸せを象徴しています。
由緒ある御所車や貝桶も雅やか。絞りの技法による疋田文様、存在感のある金駒刺繍など、細かく職人技が見てとれ、伝統の美をつくり上げています。
ドラマティックな美しさを誇る
洋風柄
香り立つようなバラや、百合に誘われ、蝶がふわりと舞っている…。ストーリーを描くように、優雅な世界観を表現した振袖の数々。
色合いもパステルカラーや、金・銀彩が映えるダークカラーまでさまざま。キュートに、または大人っぽく、イメージを確立してコーディネートしたい方におすすめです。
ファッション性と遊び心にキュン
レトロ柄
丸みを帯びた梅や菊、松などが、大きく、リズムよく散りばめられたデザイン。大胆にデフォルメした絵柄や色使いを楽しみましょう。
メリハリをきかせた小物づかいで、お顔立ちやヘアメイクもくっきり映えます。コーディネートのポイントは反対色を用いること。ポップな印象で着こなしたい方に人気です。
「カワイイ鞠発見~!」
「よく見ると、いろんな柄が描かれているね!」Check!
□ どのタイプの柄が好み?
□ 細かな柄or大ぶりの柄どっちが似合う?
□ 家族が気に入った柄は?
#03 トレンド小物で おしゃれ度アップ
振袖と帯を決めたら、小物のコーディネートで、より理想の雰囲気に近づけましょう。 多くの場合、スタッフがおすすめの取り合わせをご提案します。そこから気に入ったアイテムや色をピックアップし、バリエ―ションを見て決めていくのがスムーズです。
「ピンク×ブルーもカワイイね~♪」
“あか抜けコーデ”におすすめの小物、
こ~んなに見つけました!
・半衿
市松模様がおしゃれ!振袖の淡い色を引き締める赤×ゴールドをチョイス♪
・はこせこ
昔のポーチのようなもの。これがあるとお姫様っぽい!
・帯揚げ
サラッとしたりんずの質感がスキ。柄がしっかり見えるように装着☆
・帯締め&帯留め
シンプルな平組の帯締めに、梅×鶯の刺繍入りの帯留めをON!
帯の下には抱え帯も。赤い小物たちで淡い古典柄の振袖がモダン風に。
- Check!
- □ 振袖の絵柄からアクセントカラーを決めよう
- □ 一番気に入ったモチーフは?
- □ 最新のバリエーションを見てみよう